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冬に増える皮膚トラブルにご注意ください!

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  • 院長

寒さが厳しくなる冬は、皮膚トラブルが増える季節です。

特に新潟の冬は、気温の低下に加え、暖房による室内の乾燥なども重なり、皮膚にとって負担の大きい環境となります。

今回は、冬に多くみられる皮膚疾患と、その予防・対策についてご紹介します。

① 皮脂欠乏性湿疹(乾燥性湿疹)

冬に特に多くみられる皮膚疾患の一つです。
加齢、気温や湿度の低下によって皮膚の水分が失われ、皮膚のバリア機能が低下することで生じます。
特に、すね、太もも、腰まわり、背中などに症状が現れやすく、高齢の方に多くみられます。

主な症状
– 皮膚がカサカサする
– 白い粉をふいたようになる
– 強いかゆみが出る
– 赤みや湿疹が現れる

乾燥だけであれば保湿剤によるケアが基本ですが、赤みやかゆみを伴う湿疹に進行した場合には、ステロイド外用薬などによる治療が必要となることがあります。
「乾燥しているだけ」と放置せず、かゆみが続く場合は早めにご相談ください。

当院は一日でも早く治る治療を提供しています。

② しもやけ(凍瘡)

しもやけは、寒冷刺激によって生じる皮膚の炎症です。

手足の指、耳、鼻などに生じやすく、特に気温が低く、寒暖差の大きい時期に多くみられます。
特に爪が変形したり、はがれたりするほど強い症状が出る方もいます。

主な症状
– 指先や足先が赤紫色になる
– 腫れやかゆみが出る
– 温まるとかゆみや痛みが強くなる
– 重症例では水ぶくれや潰瘍ができる

予防には、手袋や厚手の靴下、かいろなどによる防寒、濡れた靴下や手袋を早めに交換することなどが重要です。
なお、しもやけを繰り返す場合や、季節に関係なく症状が続く場合には、膠原病(免疫異常の一種)などの病気が隠れていることもあります。

③ 手湿疹(手荒れ)

冬は手荒れが悪化しやすい季節です。

頻繁な手洗いやアルコール消毒、洗剤の使用に加え、空気の乾燥が皮膚のバリア機能を低下させます。

主な症状
– 指先のひび割れ
– 手のひらの赤みやかゆみ
– 皮むけ
– 痛みを伴う亀裂

予防には、こまめな保湿や水仕事の際の手袋の使用が効果的です。

炎症が強い場合には、保湿剤だけでは改善しないこともあるため、適切な外用治療が必要です。

④ アトピー性皮膚炎の悪化

アトピー性皮膚炎は、冬の乾燥によって症状が悪化することがあります。

皮膚のバリア機能が低下すると、外部からの刺激を受けやすくなり、かゆみや湿疹が生じやすくなります。

冬場は特に、毎日の保湿を継続することが大切です。

また、症状に応じてステロイド外用薬やその他の抗炎症外用薬などを適切に使用し、炎症をコントロールすることが重要です。

⑤ 低温熱傷(低温やけど)

冬に注意したい皮膚トラブルの一つが、低温熱傷です。

湯たんぽ、電気あんか、使い捨てカイロ、電気毛布などを長時間同じ場所に当て続けることで生じます。

比較的低い温度でも、長時間接触することで皮膚の深い部分まで損傷する場合があります。

低温熱傷は、見た目以上に深い傷になっていることがあるため注意が必要です。
「冬にできた低温熱傷は夏まで」と言われることもあるほどです。

特に、高齢の方や糖尿病などで温度を感じにくくなっている方は注意してください。

水ぶくれや痛み、皮膚の変色がみられる場合は、早めの受診をおすすめします。

冬の皮膚トラブルを防ぐために

日常生活では、以下のような対策が効果的です。

– 保湿剤を毎日使用する:特に入浴後や手洗い後はこまめに保湿しましょう。
– 熱いお風呂を避ける:熱いお湯や長時間の入浴は皮膚の乾燥を悪化させることがあります。
– 身体を洗いすぎない:ナイロンタオルなどで強くこすらず、優しく洗いましょう。
– 室内の湿度を適切に保つ:暖房使用時は加湿にも気を配りましょう。
– 寒さから皮膚を守る:手袋や靴下などを活用し、冷えや濡れを防ぎましょう。

皮膚のかゆみや湿疹は、早めにご相談ください!

冬の皮膚トラブルは、日頃のスキンケアによって予防できるものも多くあります。

一方で、乾燥だと思っていた症状が湿疹や別の皮膚疾患であったり、市販の保湿剤だけでは十分に改善しなかったりすることもあります。

当院では、皮膚の状態を確認し、症状に応じた適切な治療をご提案しています。

「毎年冬になるとかゆくなる」「保湿しても治らない」「手荒れやしもやけがつらい」など、お困りの症状がありましたら、お気軽にご相談ください!**

けんおう皮フ科クリニック

この記事の担当者
二瓶 達也
けんおう皮フ科クリニック 院長
二瓶 達也

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医/日本皮膚悪性腫瘍学会/日本美容皮膚科学会 など